しめじのパックを開けたら、根元やかさに白いふわふわしたものが付いていた。「これってカビ?食べても大丈夫?」と迷った経験のある方は多いはずです。
結論から言うと、しめじの白いふわふわの多くは「気中菌糸(きちゅうきんし)」と呼ばれる、しめじ自身の一部で、食べても問題ないとされています。ただし、カビとの見分けは大切です。この記事では、白いふわふわの正体と、カビや傷んだしめじとの見分け方、日持ちと保存方法を解説します。
白いふわふわの正体「気中菌糸」とは
きのこは、菌糸という細い糸のようなものが集まってできています。収穫後も、しめじは生きていて、まわりの湿度や温度によって、根元やかさから菌糸が伸びてくることがあります。これが「気中菌糸」です。
- しめじ自身の一部なので、体に害はないとされています
- 洗ったり、加熱したりすれば目立たなくなります
- パックの中の温度差で出やすく、新鮮なしめじにも見られます
気中菌糸とカビの見分け方
| 見るところ | 気中菌糸(食べられる) | カビ・傷み(食べない) |
|---|---|---|
| 色 | 真っ白 | 緑・青・黒・黄色など色がついている |
| 場所 | 根元やかさのまわりに、全体的にうっすら | 一部に点々と、かたまって生えている |
| におい | しめじらしい、きのこのにおい | カビ臭い、酸っぱい、ツンとするにおい |
| しめじの状態 | ハリがあり、かさがしっかりしている | ぬめりがある、茶色く変色している、水っぽい |
白いふわふわでも、においがおかしい、しめじ自体がぬるぬるしている場合は、傷んでいる可能性があるので食べないようにしましょう。
傷んだしめじのサイン
- 全体がぬるぬるしている、ぬめりが出ている
- かさや軸が茶色や黒っぽく変色している
- 酸っぱいにおい、異様なにおいがする
- 水っぽく、やわらかくなっている
- パックの中に水がたまっている
しめじの日持ちの目安
| 保存方法 | 日持ちの目安 |
|---|---|
| 冷蔵(パックのまま) | 3〜5日程度 |
| 冷蔵(キッチンペーパーで包む) | 1週間程度 |
| 冷凍(小房に分けて) | 1か月程度 |
※ 購入時の鮮度や冷蔵庫の状態によって変わります。
しめじを長持ちさせる保存方法
水で洗わずに保存する
きのこは水分に弱いので、保存する前に洗わないのが基本です。汚れが気になる場合は、調理の直前に軽くふき取るか、さっと洗います。
キッチンペーパーで包んで冷蔵する
パックから出して、キッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れると、余分な水分を吸ってくれて長持ちしやすくなります。
冷凍すると、うまみが増すことも
石づきを切って小房に分け、保存袋に入れて冷凍します。冷凍するときのこの細胞が壊れ、うまみが出やすくなると言われています。凍ったまま炒め物やみそ汁に使えます。
野菜の日持ちについてはきゅうりの日持ちと保存方法でも解説しています。
よくある質問
Q. 白いふわふわは取ってから調理すべきですか?
取らなくても問題ないとされていますが、見た目が気になる場合は、キッチンペーパーで軽くふき取るか、さっと水で洗い流してから調理しましょう。
Q. しめじは生で食べられますか?
きのこは生で食べるとお腹をこわすことがあるので、必ず加熱して食べましょう。
Q. エリンギやえのきにも同じ白いものが付きますか?
はい。エリンギやえのきなど、ほかのきのこにも気中菌糸が出ることがあります。見分け方はしめじと同じです。
まとめ
しめじの白いふわふわは、多くの場合しめじ自身の菌糸(気中菌糸)で、食べても問題ないとされています。色がついている、カビ臭い、ぬめりがある、変色しているといった場合はカビや傷みのサインなので、食べないようにしましょう。保存は洗わずにキッチンペーパーで包んで冷蔵、使いきれないときは冷凍がおすすめです。

